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研究紹介

米国in vitro societyのHighlighted manuscriptに選出

掲載日2022.6. 6


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岩手大学、弘前大学、国立がん研究センターからなる研究グループは、ウィルス由来の癌遺伝子によって無限分裂する方法と新たな変異型サイクリン依存性キナーゼ4、サイクリンD1、テロメア逆転写酵素によって無限分裂させたヒト線維芽細胞の詳細な染色体解析を行いました。その結果が、米国in vitro学会のHighlited manuscript(注目されるべき論文)に選出されました。

細胞無限分裂は、培養細胞を無限に増殖させることを可能にします。しかし、SV40 large T抗原やヒトパピローマウイルス由来のE6E7癌遺伝子など、従来のウイルス由来の癌遺伝子では、無限分裂の過程で元の細胞の性質が変わってしまうことがあることが問題でした。本研究では、同一の初代野生型ヒト胚性線維芽細胞(HE16)から、変異型サイクリン依存性キナーゼ4(CDK4)、サイクリンD1、テロメラーゼ逆転写酵素(TERT)癌遺伝子SV40およびヒトパピローマウイルス由来のを複合発現させた無限分裂する線維芽細胞を樹立しました。G-banding法、Q-banding法で染色体状態の詳細を比較しました。トリソミー、環状染色体、相互転座、二動原体染色体などの染色体異常について、これまで詳細な解析を行った例はありませんでした。詳細な染色体解析の結果、SV40とE6E7を用いた不死化細胞では、ゲノム全域で染色体の増減など、集中的な染色体異常が見られることがわかりました。しかし、CDK4、cyclin D1、TERTのR24C変異体を複合的に導入した無限分裂細胞では、染色体異常の発生率が野生型細胞とほぼ同じであり、p53癌抑制遺伝子の機能が損なわれていないことが説明できました。これらの結果は、CDK4、サイクリンD1、TERTを用いた細胞不死化は、発癌性不死化法よりも染色体を元の状態に保つのに有利であることを示している。

Haruka Takada, Tomisato Miura, So Fujibayashi, Naomi Susaki, Kouhei Takahashi, Eriko Sugano, Hiroshi Tomita, Taku Okazi, Tohru Kiyono, Mitsuaki A. Yoshida, Tomokazu Fukuda. Detailed chromosome analysis of wild-type, immortalized fibroblasts with SV40T, E6E7, combinational introduction of cyclin dependent kinase 4, cyclin D1, telomerase reverse transcriptase. In Vitro Cellular & Developmental Biology-Animal, 57:998-1005, 2022.

https://www.sivb.org/InVitroReport/issue-56-2-april-june-2022/journal-highlights-18/

連絡先教員:
福田 智一 (ふくだ ともかず)
岩手大学総合科学研究科、理工学専攻
岩手大学 理工学部 応用化学?生命工学科 細胞工学?分子遺伝学研究室
住所:〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5 理工学部1号館201号室
電話/Fax: 019-621-6375
Primary E-mail: tomof009@iwate-u.ac.jp